クトゥルー 魔界監視局
天狗・第一部
てんぐ
山の精、川の精、もしくは古木の精とも考えられている、山の妖怪の代表の一人。
山伏の姿で赤い顔と高い鼻を持ち、長くて白い鬚を生やしているという。
手には羽団扇(はねうちわ)を持っているという。
そして、怪力で、様々な妖術を使う。
江戸時代中期の書『天狗経』によると、
日本全国の山々には12万5千5百の天狗が棲んでいるとされている。
「天狗」には種類もかなりいて、「烏天狗(からすてんぐ)」「大天狗」「小天狗」
「木の葉天狗(小天狗のことだともいい、「木っ葉天狗」ともいう)など、様々いる。
それは、下の表を見てもらい、その項を参照してほしい。
つどつど更新していく。
「小天狗」の能力は低いらしい。彼等は「天狗(大天狗)」の手下であるという。
「烏天狗」は「大天狗」の子分だといわれ、
よく「大天狗」に率いられて、全国の山々を駆け巡ったという。
「天狗」の中でも有名なものは「鞍馬天狗(くらまてんぐ)」であろう。
かの、「源義経(みなもとのよしつね)」がまだ、「牛若丸」」と呼ばれていた頃に、
彼に剣術を教えた鞍馬山に棲む天狗である。
また、「天狗」は、忍者のルーツにも関係している。
人は死んで天狗となる?
仏教僧は、悟りを開き、徳をつみ、仏の国といわれる極楽浄土へと昇っていく。
ところが、邪心を持ったり、戒律をやぶったり、
淫欲や食欲に落ちぶれた者は、魔道に堕ちる。
この魔道のことを「天狗道」と呼び、その者は「天狗」に生まれ変わってしまう。
また、そこから、二つの道に別れる。
まず、生前にいくらか、善の心を持っていた僧は、「善天狗」となり、修行僧の守護や、
参拝客を事故や魔物から守る。
一方「悪天狗」は、生前悪心のあった僧が生まれ変わり、
修行僧のさまたげをして、同じ「天狗道」に落とそうと狙っている。
また、「祟徳上皇(すとくじょうこう)」は平家一門の企みによって、
無理に退位させられ、保元の乱に敗れて四国に流されたまま、恨みながら死んでいった。
しかし、一説では生きながら魔道に堕ち、天狗になったという説もある。
起源としては、『旧事記』(聖徳太子と蘇我馬子らが共に編まれた日本最初の修史)という、『古事記』より、もっと古くに記されていたとされる神話には
「素戔鳴尊(すさのおのみこと)」の体内から猛気が吐物となって出され、
それが変化して「天狗神(あまのざこがみ)」となったと記されている。
これが天狗の元祖であろうと、江戸時代の天狗論者、諦忍が『天狗名義考』に記している。
天狗の種類・別称・能力・怪異
大天狗(だいてんぐ)
出身
日本
出典