クトゥルー 魔界監視局
恵比須
えびす
別名
●夷蛭子(えびす) ●夷(えびす) ●夷
●恵比寿(えびす) ●蛭子(ひるこ)
●戎(えびす) ●事代主神(ことしろぬしのかみ)
「七福神」の一人。
商売繁盛の神として、日本の民間信仰のな中でも、あまりにも有名なもの。
この神の名称の語源の発祥は定かではないが、
一説には、来訪人、つまり、異郷人に由来するともいわれている。
狩衣(かりぎぬ)を着て、風折り烏帽子をかぶり、
左手に鯛(たい)と、右手に釣り竿を担いだ姿をしていることから分かるように、
元は漁師の間で広く信仰されていた。
日本各地の漁村には、海中から拾った、あるいは、浜辺に漂着した丸い石を、
「恵比須」の御神体として祠に納め、
初漁祝いや大漁祈願などね漁に関係する行事で祭りを行ったり、魚だけでなく、
海からの漂着物は「恵比須」と呼び、
決して粗末に扱わない風習が残されている。
このように漁村で信仰されていた「恵比須」であったが、中世以降、
次第に商人や農民の間でも広まるようになった。
特に都市部の商家では、商売繁盛の神として厚く信仰されるようになった。
関西では、一月十日を「十日戎(とおかえびす)」と言い、
大阪市の今宮戎(えびす)神社、
兵庫県西宮市の西ノ宮神社などで「恵比須」を祀る祭りが行われている。
西日本の神社でも一月から二月にかけて、同様の祭りを行う所も多い。
また、農家の中には、「恵比須」を農神とみなし、
一月に稼ぎに出て十月に戻るという、春秋の去来を説いたり、
足・目・耳が悪い、あるいは極端に醜い神と考えている所もあるという。
出身
日本
出典
●『大辞林』 三省堂
●『ニッポン神さま図鑑』 宗教民俗研究所編著 はまの出版