幻想住人録

クトゥルー 魔界監視局

アースエレメンタル

Earth Elemental

 別名

 ●アースエレメント

 ●地の精霊

 ●コボルド

 

紀元前460年頃のギリシャの哲人エンペドクレス(タレスとも)はこう言った。

「万物は全て、土・水・火・空気の四元素の混合から成り、

愛憎の相反する力により、結合分離する」

これは、そのうちの一つ地のエレメントの(元素)具現化したものである。

 

この精霊は巨大な土と石でてきた人間の姿で現れる。

顔はないともいわれている。

また、人間のようになる事もあるが、

この時は、どことなく泥臭く、「ドワ−フ」のようであるという。

この人間型のときは、普通の武器も効くという。

彼ら「エレメンタル」はエレメンタルプレーンに住む、

魔法的な性質を持った、魔法生物である。

よって、彼らを傷付けるには、魔法か、魔法の力の加わった武器でしか行えない。

「エレメンタル」には、何種類かいて、

魔力を持った魔法使いの杖から呼び出される「スタッフエレメンタル」、

特別な魔法の物品によって呼び出される「ディヴァイスエレメンタル」、

魔術師の唱えた魔法によって召喚される「コンジュアエレメンタル」が存在する

(「コンジュアエレメンタル」という、

精霊を呼び出す魔法がTRPG『ダンジョンズ・アンド・ドラゴンズ』に

5レベルマジックユーザー魔法として登場する)。

この「アースエレメンタル」の「スタッフエレメンタル」は、身長が通常の約8倍である。

 

この精霊を呼び出すには、手近に彼らの大量の構成分子、

いわゆる土を用意しなければならない。

さらに、呼び出したからといって安心はできない。

彼らは出現時は敵対的であり、

召喚主は途切れる事のない精神集中で彼らをコントロールせねばならない。

なぜならば、一度コントロールを途切れさせると、もう二度と従う事はないからである。

 

彼らは出現した場所が狭かったりすると、開いているスペースへと広がっていく。

煙突の中に呼び出されれば、縦長に伸びていき、

つぼの中に呼ばれれば、つぼの外の空間へと流れていく。

また、地面と同化し、移動するというからどこから出現するか読み取れない場合もある。

 

彼らは地面に立っている者に対して、なんらかの攻撃をくわえる事ができる。

また、屈強な指や腕はそれだけで驚異である。

やはり、岩なども投げてくる。

しかし、動きは鈍い為、愚か者でなければある程度の攻撃なら避けられるだろう。

一説では、地面に引きずり込むともいうので、それは恐ろしい。

 

彼らに対するのは、「風のエレメンタル」で、ぶつかりあうと、消しあってしまう。

 

彼らは、呼び出し主が元の世界に帰るように命ずるか、足が大地から完全に離れてしまうか、呼び出し主、もしくは自分自身が殺されると、エレメンタルプレーンへと帰っていく。

 

グレナディア社のメタルフィギュアの「アースエレメンタル」は、

泥塊が人型となって、今にも起き上がらんとするもので、

無表情な坑だけの目と、大きく開かれた口を持つ。

色はライトブラウン。

 

 

 

ゲームでの扱い

『ロマンシング・サガ』(スーパーファミコン)

土色のローブを着た、不気味な、しかし、温厚な精霊。

ゲーム上では「土の精霊」と呼ばれている。できればそちらを参照していただきたい。

 

出身

 

出典

 

 ●『ダンジョンズ・アンド・ドラゴンズ Dungeons & Dragons

エキスパートルールブック』 TSR,INC

 ●『モンスター・コレクション ファンタジーRPGの世界』 安田均/グループSNE  

富士見文庫

  ●『ロマンシング・サガ大事典』 NTT出版

 ●『RPG幻想事典』 早川 浩著  Nikov./絵  SOFT BANK

 ●『TVゲームモンスターイラスト大事典』 北枕獲 監修  JICC出版局

 ●『T&T RPGシナリオ・追加ルール モンスター! モンスター! 』

K・St・アンドレ D・Vマーチ 

清松みゆき訳  教養文庫 

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