ペーテル・プロゴヨヴィッチ
読み=【ペーテル・プロゴヨヴィッチ】
スペル=【Plogojowitz Peter】
別名=【プロゴヨヴィッチ,ペーテル】
種別=【吸血鬼、アンデッド】
使用する力=【吸血】
持ち物=【】
出身
セルビア キシローヴァ
1725年セルビアのキシローヴァの村に現れたという吸血鬼。
農民であったプロゴヨヴィッチは1725年9月に死亡し、埋葬されたが、3日後に墓を抜け出し、息子の食べ物をせがんだ。
彼は翌日の晩も息子の前に現れたが、息子が食べ物を与えるのを拒むと、息子を恐ろしい形相で睨みつけて去った。
翌朝、息子は死んでいた。
それ以外にも数日で9人が犠牲になった。
皆、夜にプロゴヨヴィッチが訪ねてくる夢を見ていたという事も分かり、大量の血液が体からなくなっている事もわかった。
この地区の司祭は、この事件を重要視し、行政長官に手紙を書いた。
これによって、長官は近くの帝国騎兵隊の司令官にこの事件の概要を知らせる。
司令官は二人の将校、刑吏と共に村にやってきて、すぐにすべての墓を掘り起こす事を命じた。
そして、驚くべき事実を見つけた。
プロゴヨヴィッチの死体だけは腐敗が始まっていなくて、口のまわりに新鮮な血を付けた状態で発見されたのだ。
この遺体に杭を打ち込み火葬したあと、他の遺体の墓にも、にんにくや吸血鬼予防対策としての手段になる物を遺体と一緒に埋め、吸血鬼化しないように埋葬しなおした。
この事件は3人の帝国陸軍の将校によって調査されたといい、ダルジャン侯爵によって、『学識あるユダヤ人』で発表され、『ユダヤのスパイ』という題で出版された。
出典
『吸血鬼の事典』 マシュ−・バンソン 松田和也 訳 青土社