鳳凰の卵

読み=【ホウオウノタマゴ】

道具の種類=【卵】

使用者・所持者=【「鳳凰(ほうおう)」、「沃民国の民(よくみんみくのたみ)」】

在り処=【中国 沃民国(よくみんこく)、鳳凰山】

 

「沃民」国(よくみんこく)という伝説上の国が中国の西方にあり、この国では、「鳳凰(ほうおう)」がよく舞っているという。ここは、様々な獣の集まる場所であり、野原には「鳳凰」の卵が一面にある。

そして、なんと、ここの国の民は「鳳凰」の卵が主食であるという。

その卵にはあらゆる滋味が備わり、食べれば不老長寿になれる。

 

また、鳳凰山といわれる山に3年に一度「鳳凰」が現れ、卵を一個産み落としていったという。

その度に近辺の村では、偉人が出たという。

しかし、ある時、南蛮子(ナンマンズ)が、卵を生もうとしている「鳳凰」を、翼に釘を打ち込み殺してしまった。それ以後、この地から偉人はでなくなったという。

 

出典

『幻獣辞典』 ホルヘ・ルイス・ボルヘス  マルガリータ・ゲレロ  柳瀬尚紀訳  晶文社

『幻想世界の住人たち』 建部伸明と怪兵隊  新紀元社

『幻想世界の住人たち。〈中国編〉』  篠田耕一著  新紀元社

『幻想動物事典』 草野 巧著  シブヤユウジ画  新紀元社

『山海経』 高馬三良訳  平凡社

『字彙(じい)』

『爾雅疏(じがそ)』

『詩経品物図考』

『地獄』 草野 巧著 シブヤユウジ画  新紀元社

『図説 世界未確認生物事典』  笹間良彦著  柏書房

『説文(せつもん)』

『全訳漢文体系第33巻 山海経・列仙伝』 前野直杉

『大辞林』  三省堂

『中国妖怪人物事典』 実吉達郎  講談社

『道教の本 不老不死をめざす仙道呪術の世界』  学研 

『本草綱目』

『「魔」の世界』 那谷敏郎  新潮選書

『陸佃(りくでん)』

『列仙伝』

『和漢三才図会』

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