
そ・ソ
ソイル・・・英語で「土」の事。
象・・・インドの神「インドラ」の乗り物であり、「ブッダ」も象と呼ばれる。『ヴェーダ』では主権の象徴。
蔵王(ぞうおう)・・・福島県石城郡出蔵の「蔵王様」から鋏を借りてきて子供の体のいたるところを切る真似をすると、虫が取れるのだという。鋏は二挺にして返すという。
叢原火(そうげんび)・・・凶徒の怪し火で、苦悶の表情の顔が浮かぶという。
宗固狸(そうこだぬき)・・・茨城県結城郡飯沼郷飯沼弘教寺に仕えていたという狸。
創作妖怪・・・現在ではこういう呼び名も考えなくてはならない。児童書などで目立つ、作者の作ったと思われる妖怪は多くの研究家の間に幾つもの疑問を投げかける。完全に創作かそうでないかは、作者のみ知る。
『荘子(そうじ)』・・中国の思想家、荘子(そうし)が書いたという書。人間の持つ価値観や認識には否定的で、すべては「道(タオ)」により生ずると説いた。
葬頭河婆(そうずかばばあ)・・・元々、村と村の境の神であったが、閻魔によって、生者と死者の世界の境の河にいる老婆の姿の怪。
双生児・・・地獄の閻魔の別訳であり、兄は男を統べ、妹は女を統べるという。
創造の液体・・・創造の混沌「ティアマト」が自力で造り出したという液体。
『創造の書』・・・カバラの根本教理書。「生命の樹」の球体や径、ヘブライ文字の神秘的考察などが書かれている。
創造の魔神・・・神秘的な題材を扱った作家「ラドヤード・キップリング」に憑いていた(?)とされる魔神。
増長天(ぞうちょうてん)・・・南方を守護する神で、配下に「クバンダ」衆を率いて如来に随従する。
双頭人・・・ハインラインの『大宇宙』に登場する、放射能によってできた奇形の怪物。
双頭の大蛇・・・ブラジルの民話に登場する怪蛇。英雄「ドン・ジョゼ」に半月刀で首を切られても地中に潜っていったという。
双頭のドラゴン・・・ソロモンの72の悪魔の一人ウァラクはこれに乗るという。
象の頭の人間・・・リケトゥスの『畸形学図誌』に見られる畸形の者たちの一つ。
象の妖怪・・・歌川国芳の『源頼光公館土蜘蛛妖怪図』に見られる妖怪たちの一つに象の妖怪がある。
臓腑に棲む怪・・・台湾では昔、性格の悪い者の内臓には妖怪がいると考え、その者の腹を裂いて、内臓を洗って元に戻すという風習があった。
相柳(そうよく)・・・中国の『山海経』を題材にしたと思われる『怪奇超獣図巻』という江戸時代の絵巻にある名前。ただしくは「そうりゅう」と読む、蛇の体の神である。
沢入塔(そうりとう)・・・群馬県勢多郡沢入の北面の谷の中腹にある自然石。近辺に白蛇が棲む。
草履取り・・・『黒河内民俗誌』にみられる、草履を取る妖怪。
層輪塔・・・→「沢入塔」
草履の裏に鍋墨・・・俗信。新しい草履を下ろす時、その裏側に鍋墨を塗るという。こうせねば山道で悪いものにつけられるという。《高知県吾川郡池川町椿山》
ソーサラ−・・・低級魔術とされるソ−サリーを使う者たち。これらのつかう魔術はキリスト教によって消されていった数多くの古代宗教が原形になっているといわれる。
ソーサリ−・・・低級な魔法とされており、キリスト教がこれを使う者たちをおとしめた。反逆のイメージと結び付く魔術。
ソーニービーン・・・十五世紀、スコットランド南西端のギャロウェイに実在したとされる食人鬼。彼は自らの子孫で盗賊団を組織し、家族ぐるみで旅人を襲っては金品を奪って殺害した。
ソーバグ・・・ワラジ虫、ダンゴ虫。
ソーマ・・・バラモン達の王。
ソール=ビュイッソン・・・「柳の茂み」という意味。悪魔ヴェルドレの異称。
ソーン・・・ロシア語で「眠り」の事をこう呼ぶ。
ソカリ・・・sokari スリランカの仮面芸能。女神「パッティニ」の物語を演じる。
『続イングランド昔話集』・・・(1894)ジョーゼフ・ジェイコブズの著書。
即身仏・・・修行者のミイラである。
ソコトベノト・・・ザカリウス・ウィケコメスが悪魔祓いでよく遭遇するデーモンの一人として名をあげている。
底無し田・・・高知県高岡郡久礼町にあったという底がないといわれていた田。
底幽霊・・・長崎県の西彼杵郡平島でいうもので、これに憑かれると船が動かず、「海坊主」や「船幽霊」にもなって現れるのだという。
そざま返り・・・中島らもの『夜走る人』にみられる言葉。裏返ることらしい。
ゾシムス・・・3世紀から4世紀のギリシャの哲学者・錬金術師。
ゾゾ・・・北フランスのテイイで起こった悪魔憑きに関係する3悪魔の一人。
袖切り坂・・・高知県高岡郡戸波村(現在の高岡町)の恵良沼から太刀ノ場という場所に出る道筋にある怪所。ここで転ぶと袖がなくなったように見えたという。
袖引き小僧・・・埼玉県の比企地方、川越地方に出没したという妖怪。歩いていると袖を引く。
袖モジキ・・・香川県綾上町にある怪。風の怪。
袖モジキ坂・・・香川県綾上町にある魔風が吹く坂。
ソドム・・・アトランティスを海に沈め、神に逆らったソドムの街の者達を火で焼きつくした。
ソパ・デ・メヌード・・・メキシコの臓物のスープ。
ゾブ・・・クトゥルー神話。『暗黒の書』に登場するムー大陸の聖職者で異端者。「ティーヨグ」の別称。
蘇夫岳の一つ目一本足(そぶだけのひとつめいっぽんあし)・・・富山県婦負(ねい)郡の蘇夫岳(そぶだけ)には、一つ目一本足の恐ろしい妖怪がいるという。正式名称があるのかは分からない。昔、ここにいた炭焼が二人この妖怪に殺され、芦の生えた水辺に投げ捨てられていたという。
ソマー・・・インドの竜王族「ナーガ」の娘。
空木返し(そらきがえし)・・・斧で木を倒す音が聞こえるが、地に倒れるドーンという音がしないという現象。天狗の仕業とされた。
ソリタリー・フェアリー・・・「一人暮らしの妖精」の事。
ゾルダート・・・ドイツ語で兵士の事。
算盤坊主・・・京都府船井郡西別院村笑路の西光寺の脇のカヤの木に出現したという妖怪。夜遅くに木の下を通ると、坊主のような男が現れ、盛んに算盤を弾きはじめる。
ソロモン・・・紀元前10世紀のイスラエルの王。
ソロモン・・・イギリス。「トム・ティット・トット」の名前を言い当てる為に、姫が使った名前の一つ。
『ソロモンの鍵』・・・イスラエルの王ソロモンの物とされる魔術書。
『ソロモンの小さな鍵』・・・レメゲトンとも。魔術書の一種。
ソロモンの72柱の魔神・・・古代イスラエル王国の王ソロモンが書いたと言われる、17世紀の魔術書『レメゲトン(ソロモンの小さな鍵)』の第一部「ゴエティア」に書かれる悪魔たちの事。この「72」という数は、12宮図の一つの宮をさらに六分画に分割する事によって得られる数字であり、象徴的な前方角の支配者を定める為の図から得られたもの。その数は「72」よりも多くなる事もある。
孫閣氏(そんかくし)・・・韓国の鬼神で、春情を果たさずに死んだ処女がなったもの。
孫悟空・・・『西遊記』の主人公。昔、東勝神洲傲来(ごうらい)国花果山(かかざん)上の霊石が倒れて石の卵となり、その中から生まれた猿。
ゾンビ・・・ブードゥー教でいう、操られる死体。あるいは霊。
ゾン・メザマレックの水晶・・・クトゥルー神話。グリーンランドの氷河の下から発見された水晶。これを通して、地球の創成時代へと行く事ができる。