ヨグ=ソトースの招喚
読み=【ヨグソトースノショウカン】
スペル=【】
能力の種類=【神召喚、召喚、招喚】
使用者=【】
流通域=【】
「ヨグ=ソトース」を招喚するには、太陽が第五の宮に入り、土星が三分の一対座になる時を待たねばならない。
この時環状列石の中に入り、「バルザイの神秘の偃月刀(バルザイのえんげつとう)」でもって、周囲に招喚の円を引き、しかるべき図を、描くべし。
左回りに三たび巡り歩き、顔を南に向け、関門を開ける呪文を一定の調子で唱えるべし。
以下に呪文を記す。
外なる虚空の闇に住まいしものよ、今ひとたび大地にあらわれることを、我は汝に願い奉る。
時空の彼方にとどまりしものよ、我が嘆願を聞き入れたまえ。
(「ドラゴンの頭の印」を描く)
門にして道なるものよ、現れいでたまえ。汝の僕が呼びたれば。
(「キシュの印」を結ぶ)
ベナティル、カラルカウ、デドス、ヨグ=ソトース、あらわれよ、あらわれいでよ。聞きたまえ、我は汝の縛め(いましめ)を破り、印を投げ捨てたり。我が汝の強力な印を結ぶ世界へと、関門を抜けて入りたまえ。
(「ヴーアの印」を結ぶ。火の五芒星を描き、大いなるものを難関の前に出現させる呪文を唱える)
ザイウェソ、うぇかと・けおそ、クスネウェ=ルロム・クセウェラトル。メンハトイ、ザイウェトロスト・ずい、ズルロゴス、ヨグ=ソトース。オラリ・イスゲウォト、ほもる・あたなとす・ないうぇ・ずむくろす、イセキロロセト、クソネオゼベトオス、アザトース。クソノ、ズウェゼト、クイヘト・けそす・いすげぼと・ナイアーラトテップ。ずい・るもい・くあの・どぅずい・クセイエラトル、イシェト、ティイム、くぁおうぇ・くせえらとる・ふぉえ・なごお、ハスター。ハガトウォス・やきろす・ガバ・シュブ=ニグラス。めうぇと、くそそい・ウゼウォス。
(「ドラゴンの尾の印」を描く)
ダルブシ、アドゥラ、ウル、バアクル。
あらわれたまえ、ヨグ=ソトースよ。あらわれいでたまえ。
これを唱えれば「ヨグ=ソトース」が現れ、「球体」をもたらし、汝の知りたい事のすべてに真の解答をもたらすであろう。
「ヨグ=ソトースの印」の秘密が明かされるであろう。
これにより「旧支配者」が再び地球を闊歩する時、彼らの恩寵が得られるようになる。
「ヨグ=ソトース」の時が過ぎれば、「旧神」の呪いがふりくだり、「ヨグ=ソトース」は関門の彼方に引き戻され、招喚されるまでそこにとどまることになる。
【『魔道書ネクロノミコン』(学研M文庫)から抜粋】
出典
『魔道書ネクロノミコン』 コリン・ウィルソン序文 ジョージ・ヘイ編 大瀧啓裕訳 学研M文庫