クトゥルー 魔界監視局
赤城山の大百足
あかぎやまのおおむかで
これは群馬県の「赤城山に棲む百足の神」と、
栃木県日光の「男体山に棲む蛇の神」が争ったもので、
初めは百足の方が優勢であったが、
蛇は茨城県の「鹿島の神」の助言を得て、人間の弓の名人の加勢を得た。
その者の名は、「小野猿麻呂(おおのさるまろ)」といい、
見事百足の左目を射抜いた。
百足は必死の思いで赤城山に逃げ帰った。
この戦いの場は日光の戦場ヶ原であるという。
また、百足を祀る場所や、百足の伝説の残る場所には、
大抵鉱山があり、金や銅の鉱脈があった。
上記した北関東の百足と大蛇の戦いの場所も、
百足の棲む赤城山と大蛇の棲む男体山の間には、足尾銅山がある。
これについては「大百足」の項を見ていただきたい。
出身
群馬県赤城山
栃木県 日光 男体山
出典
●『幻想世界の住人たち「〈日本編〉』 多田克己著 新紀元社